お仕事で、また恋愛で、
相手との距離を縮めたり、
相手に好意や親近感を抱いてもらいたい時
ってありますよね。
今日は、そんな時に使える
「ミラーリング」という
心理テクニックをご紹介します♪
目次
ミラーリングとは?
ミラーリングとは、鏡(ミラー)のように
相手の身振り、手振り、動作、
口調などをまねることを言います。
ミラーリングはペーシングやチューニング
とも言われることがあります。
私達人間は、
自分と似た人や似たものに対して好感を抱きやすく、
また、好意を寄せている相手と
同じ行動を無意識にとったり
真似たりしてしまう傾向があります。
例えば、好きな相手の言葉遣いやファンション
考え方などに影響を受けて
真似をしたりしたことありませんでしたか?
それがミラーリング効果です。
また、学生時代など、
同じ趣味だったり
ファッションが似ていたりする相手とは
なんとなく最初から打ち解けやすく
自然と仲良くなっていた
ということがありませんでしたか?
これは、似ている相手に対して、
共通点が多いと感じるほど親近感を持ち、
無意識的に味方だと判断している為、
仲良くなりやすいことから起きているのです。
ミラーリングの効果は?
ミラーリングをすることで、
相手は無意識に自分と似ていると感じ
親近感を持ちやすくなり警戒心が解け
味方だと判断し、
好意や安心感を感じるようになります。
ミラーリングで気をつけることは?
ミラーリングのコツ
1、さりげなく行うこと。
偶然だと思うくらいにミラーリングして、
露骨にならないようにすることが必要です。
やりすぎると、逆に嫌悪を
持たれてしまうかもしれません。
2、ただ行動や言葉遣いを真似したりするだけよりも、
価値観、趣味などが似ていたり、共通点がある
という方が、より重要です。
住んでいる地域、出身地、好きな食べ物など
相手の事を先に調べておくことで、
共通点などを作っておくと良いかもしれません。
ミラーリングの活用法の実例
ビジネスでは…
特に営業でその効果を得ることができます。
セールスの場面では、
会話がポイントとなりますから
お客さんの話し方や話のスピードを合わせたり、
声のトーン、大きさなどを真似ることができます。
相手が笑えば一緒に笑い、
悲しそうな顔をしていれば
こちらも悲しそうな表情をするなど、
同調することで好印象を与えることができます。
特に、一緒に笑うことは快楽の感情になりますから
お客さんに楽しいと思ってもらうことができるため
印象に残りやすくなります。
ミラーリングすることで、
相手に安心感を抱かせ
また親近感を感じさせやすくするので
相手からの信頼を得られることになるのですね。
恋愛では…
もっと親しくなりたいと思う相手がいた場合、
その人と話をしている時に
相手の行動や言動を真似します。
例えば・・・
相手が飲み物に手を伸ばしたら、自分も飲んだり、
相手が腕を組んだらこちらも腕を組むなど、
あくまで、自然にみえる範囲で真似してみることです。
また、先にもお伝えしましたが、
前もって、相手のことを調べて
出身地、好きな食べ物、アーティスト、
スポーツ、趣味など…
何か共通点になるものを見つけておくと
親しくなりやすいので、効果も高いです。
また、このミラーリングのテクニックは
メールやLINEでの効果を狙うことができます。
会話と同じように、言葉遣いを合わせたり
同じ絵文字やスタンプを使う、
改行の仕方や返信のタイミング、
時間帯をを合わせる等が有効です。
ミラーリングをすることにより
相手の警戒心を解くこともできますが、
真似しすぎたり、ぎこちなくなってしまうと
逆効果になりますので、やりすぎは禁物です!
ミラーリング効果の活用法についてのまとめ
まとめ:
1、相手の身振り、手振り、動作、口調などをまねる「ミラーリング」を取り入れることで、親しくなりやすくなる。
2、真似のしすぎは逆効果。あくまでさりげなく。
3、真似るだけでなくく、共通点を見つけることができれば高い効果がでやすい。
このように、
日常生活にミラーリングをうまく取り入れることで、
人間関係を円滑にすることができます。
また、普段から
このミラーリングを少し意識することで
相手を観察したり
自然に相手に同調できるようになり
より良い人間関係が築けるようになるかもしれません。