今日は、お仕事で、また恋愛で、相手に好印象や高評価をもらいたい時に使える「単純接触効果(ザイオンス効果)」という心理テクニックをご紹介します♪
目次
単純接触効果(ザイオンス効果)とは?
始めは特になんとも思っていなかったり、逆に苦手意識があった場合でも、何度も見たり聞いたり、会うなど、繰り返し接触することで、段々と好印象や高評価などといった、ポジティブな感情を持つようになるという効果のことを言います。
私達は、初対面の相手に対しては行動や言動などが読みにくいため、警戒心や恐怖心を持ちますが、接触回数が増え、見慣れた相手に徐々にそれらは薄れていきます。
その結果、好意も持ちやすくなると考えられています。
単純接触効果(ザイオンス効果)のやり方は?
回数を増やす?時間を長くする?
単純接触効果(ザイオンス効果)は、接触する時間は短くても、回数を重ねれることで、十分に効果が現れるといった特徴をもっていることが、分かっています。
つまり、時間は短くても良いので、どれだけ接触回数を増やせるかが重要となってきます。
単純接触効果(ザイオンス効果)の実践方法
ビジネスでは…
例えば、営業で新規顧客の開拓を行う場合があったとします。
商品の売り込みに為だけにやみくもに数多く訪問しても、訪問の度に断られる可能性が高いです。それよりも、ある程度の見込み客を絞って何度も足を運ぶことで、単純接触効果(ザイオンス効果)が有効に働き、営業成績を上げることができます。
恋愛・対人関係では…
目に触れる機会が多ければ、相手について知れるようになり、好きになる可能性も高くなるという単純接触効果(ザイオンス効果)。
先にもお伝えしましたが、長い時間でなくでも、回数を重ねることで効果が高まりますので、挨拶だけでも良いので、できるだけ顔を合わせる機会を作る事です。また、直接会うことだけでなく、メールやLINE、SNSなどで接触回数を増やすことでもその効果は期待できます。
単純接触効果(ザイオンス効果)で気をつけることは?
元々の印象が悪いときは、逆効果となり、嫌われるという悲しい結果を招くことになりかねません。まず、相手に自分が嫌われていないか? イメージが悪くないか?などをしっかり確認するした上で、活用してくださいね。
万が一、あまり良いイメージをもたれていないことが分かった場合は、服装やヘアスタイル、服装、言葉遣いなどの外見や内面も変え、まずはポジティブなイメージを持ってもらいそこからのスタートとなります。
また、最初は高評価であった場合でも、単純接触効果(ザイオンス効果)がマイナスに働いてしまうこともあります。親しくなっていく間に、相手の嫌な部分が見え始めると会うたびにそのマイナス点ばかりが気になってしまうようになり、距離を置かれてしまうかもしれません。
接触回数を増やすことも必要ですが、好印象を持ってもらえるように良い人間関係を築くことが大切です。
まとめ:
1、時間よりも回数を重ねることで、単純接触効果(ザイオンス効果)は高まる。
2、元々の印象が悪いときは、逆効果となる。
3、直接会うだけでなく、メール、LINEなどのSNSでも効果あり。
皆さんの職場での人間関係や、恋愛関係、友人関係、親子関係などを円滑にするお手伝いになればうれしいです♪