ピークエンドの法則とは？メリットと実例や恋愛での応用方法を紹介！

「終わり良ければすべて良し」
ということわざは、
ほとんどの人が一度は
耳にしたことがあるのではないでしょうか？

これは言葉通り
過程はどうであれ最後が大切、
結果が重要という意味です。

今日は、
この「終わり良ければすべて良し」
に似た心理現象

「ピークエンドの法則」

と活用方法をご紹介します♪

ピークエンドの法則とは？

ピークエンドの法則とは、
出来事や過去の経験など、

印象として強く残るのは、
一番の盛り上がり、またはどん底
（最高時または最低時）と終わりの状況で、

という法則です。

ピークエンドの法則のメリット

ピークエンドの法則を知って
うまく活用することで、
相手に良い印象を持ってもらえることができるので、

人付き合いが上手くいき
仕事がスムーズに進すめることができるようになります。

ピークエンドの法則の例

小学校、中学校、高校など
学生時代のことを思い出してみてください。

人によってそれぞれだと思いますが、
運動会、文化祭、修学旅行などの
ピークの想い出や、

卒業式などのエンドの印象が
強いことが多いのではないでしょうか？

ひょっとしたら
学生時代に辛い思いをしたことが、
一番の印象になっている方もいるかもしれませんが、

プラス・マイナスにかかわらず
ピーク時とエンド時の印象で
学生時代全体の印象を判断される傾向
にあると思います。

逆に、
あまり印象に残っていることがない
という方の場合は、

ピークの想い出やエンドの想い出に対して
強い感情が沸き起こるような体験が
なかったのかもしれません。

全体的に感情に動きが少ない場合は
ピークとエンドでの盛り上がりがある場合よりも
印象に残りにくいと言われています。

次の話は、
あるお店で実際に私自身が体験したことです。

サービス自体ももちろん良かったのですが
特に素晴らしいと感動し
今でも強く印象に残っているのは、
お見送りの場面でした。

同様のサービスを提供しているお店は、
どこでも帰り際にお見送りをしていただけるのですが、
ある程度のところまで見送りをすますと、
持ち場へ戻られます。

そのお店は、出口が階上になっており、
私がほとんど上り終えて
ほぼ足先しか相手に見えていない状態の時に

少し振りかえってのぞき込んで見てみたところ
驚いたことに
私の姿は見えていないはずの状況で
ずっと深々とお辞儀をされていました。

このことからも、
ピーク（サービス）とエンド（お見送り）
の印象が強く残っているため、
とても良い印象につながっていると言えます。

このように
ビジネスの現場で
ピークエンドの法則を取り入れることで、

強くお客さんの心に残り
さらに他店より良い印象を与えることができれば
差別化にもなり、より成果につなげることができます。

ピークエンドの法則の注意点

ピークエンドの法則を利用することで、
相手に強く印象を与えることができる
ことはわかりましたが、

この時、良い印象を与えることができず、
悪い印象や嫌な感情を持たれてしまった場合は、
全体の印象が悪いものとなってしまい
逆効果になりますので、気をつけましょう。

ピークエンドの法則を恋愛で活用する方法

例えば、片思いの人と
出かけることができるような状況までに
なったとします。

一緒にいる間には
二人で過ごせる時間を喜び
相手にもこの人と一緒にいたら楽しい、

と思ってもらえるように
することはもちろんですが

他の人との差をつけるためには、
帰り際（エンド）で強く印象付けることで
「また会いたい」と思ってもらうことができます。

先ほどの私の実例を
恋愛に置き換えて考えて見てください。

別れ際に、急ぎ足で去るのではなく、
相手の姿が見えなくなるまで見送ったり

逆に、自分が見送られる立場だった場合には、
振り返ってもう一度
相手の姿を見送ることで良い印象が与えられます。

例えば見送った相手が振り返ってくれた時
自分の姿がそこになかったら
がっかりされてしまうかもしれませんし、

また、自分が見送っていた場合にも
相手が最後にもう一度振り返ってくれたら
嬉しいですよね。

もちろん、
「楽しかった」「うれしかった」など
喜びなどの感想とお礼は
恥ずかしくてもしっかりと伝えてくださいね！

終わり（エンド）だけではなく、
ピークも併せて良い印象付けることで、
効果は高まります。

ピークエンドの法則についてのまとめ

ピークエンドの法則を
うまく活用してみてくださいね！